賛同者を募ります!【第五次締切は7月20日】世田谷区史編さん問題についての声明

世田谷区史編さん問題につき、出版ネッツでは3月18日に抗議声明を発出いたしました。

世田谷区史編さんにおける「著作者人格権の不行使」問題についての声明と賛同者一覧

2023年3月18日 ユニオン出版ネットワーク(出版ネッツ)  世田谷区は2016年から世田谷区史編さん事業を開始し、原始・古代から近現代にわたる史料の収集・調査にあたって…

6月以降も、多くの団体・個人から「声明」への賛同の声が届いています。
歴史学会、労働団体、研究者、編集者・校正者・ライター・イラストレーターなど様々な立場の方が批判の声を上げています。
また、今年は1923年の関東大震災から100年となりますが、朝鮮人・中国人虐殺という歴史的事実の否認や隠蔽の動きと闘う人たちからも賛同をいただいています。

出版ネッツは4月14日、世田谷区による(1)谷口雄太さんの区史編さん委員解任、(2)正当な理由なく私たちとの話し合いを拒否したこと、これら2点を不当労働行為として東京都労働委員会へ救済の申し立てを行いました。
6月27日第一回調査が開かれ、公労使三者委員から熱心な聴取を受けました。
自治体史を執筆する歴史学者に著作者人格権不行使を強いるのは極めて異例です。
出版ネッツは、「よい区史をつくりたいという意見は世田谷区も谷口さんも一致している。区史の執筆を前提に、契約書について話し合いをしたい」と要望しました。

7月15日には、緊急シンポジウム「歴史研究と著作権法―世田谷区史編さん問題から考える―」を開催します。(シンポジウムのオンライン参加申し込みはこちら
歴史研究者、フリーランスのクリエーター、ジャーナリストなどが著作権をキーワードに意見交換する場となります。
シンポジウムへの参加を呼びかけるとともに、「声明」への賛同を引き続き募ります。

どうぞよろしくお願いいたします。

※2023年7月21日、世田谷区に「声明」と賛同者・賛同団体一覧を届けました。
以後は、期限を切らずにこの声明への賛同者(団体・個人)を募ります。団体・個人で賛同してくださる方(HPでお名前公表可の方)は、以下まで、お名前と職業(職能)を書いてご連絡ください。
随時、HPにアップしていきます。よろしくお願いします。
【担当者連絡先】 sugimura09@union-nets.org