関東支部主催・教科書寄り合い――俵義文さんを偲んで

出版ネッツ組合員として教科書問題についての執筆などで活躍された俵義文さんが逝去されてもうすぐ1年です。
いま、世界では支配権力が、露骨に報道や執筆・教育などで市民から自由を剥奪しています。我が国では、あからさまな報道規制はないものの、子どもたちが学校で使う教科書を政府の広報誌にしようという動きが定着しつつあります。
出版労連がスタートするころから、出版労働者は、言論・表現・出版自由をまもることの重要な柱として、教科書問題への取り組みを運動に位置付けてきました。現在もさまざまな観点から教科書問題に取り組んでいるところです。そしてネッツ組合員の俵さんは、はじめは教科書出版社の労働者として教科書の問題に取り組み、労連の運動をけん引してきました。
このたび出版ネッツでは、寄り合いのテーマとして、教科書問題を取り上げ、俵さんの歩みをふり返りつつ、教科書問題への取り組みを模索してみることとします。
教科書会社の組合員のみなさんや教科書に関心を持ち運動に結集されてきた出版労連のみなさんには、初歩的すぎるかもしれませんが、教科書というものにはいったいどんな問題があるのかを、みんなで、あらためておさらいしてみましょう。ネッツの寄り合いにふるってご参加ください。

日時 2022年5月14日(土)19:00~20:30
場所 Zoom
※出版ネッツ組合員以外の方は、下記までお申し越しください。入室用URLをご連絡します。
主催 出版ネッツ関東支部
Eメール kantou★union-nets.org(★印を半角の@に変更してください)