報告:校正部会お散歩企画「和紙と酒造の小川町を訪れる」

伝統ある小川和紙の紙漉き体験と酒蔵見学

11月18日(土)校正部会お散歩企画

和紙に使う楮(こうぞ)

和紙に使う楮(こうぞ)


池袋から電車で1時間。
埼玉県の小川町は、外秩父の山々に囲まれ町なかに川が流れる、1300年の伝統ある和紙のふるさとです。
小川和紙の中でも楮(こうぞ) を使って製作したものを細川紙といい、「日本の手漉和紙技術」として、平成26年ユネスコ無形文化遺産 に登録されました。
埼玉伝統工芸会館の和紙工房で紙漉き体験。
まだ濡れている紙に、柄として葉っぱや花などを置き、最後の仕上げはお任せし、後日紙を郵送してもらいます。
昼食に、地元の小麦を自家製粉して作った手打ちうどんをいただきました。
また小川町は、山の伏流水を使い美味しいお酒がつくられてきた所です。
武蔵鶴酒造 では、明治時代建てられた古い酒造所でお話をうかがいました。今は醸造・貯蔵にホーロー製のタンクを使っていますが、昔は木製の桶を使っていたので、敷地内に桶屋さん一家が住んでいたそうです。
井戸は5つあり、たとえ1つの井戸水が濁っても、水脈がそれぞれ違うので大丈夫ということです。
試飲をさせていただき、気に入ったお酒を購入しました。
晴雲酒造 では、仕込みの井戸水を飲み、蔵の資料館を見学しました。
お土産で一杯になったリュックとともに、大満足で帰途に着きました。参加者は5名。