関東支部<寄り合い>6月13日開催「竹中英俊さんにきく〜政治学出版の舞台裏〜」
出版ネッツ関東支部主催「寄り合い」のお知らせです。
*「寄り合い」とは組合員以外の方にも参加いただけるオープンなつどいです*
竹中英俊さんにきく〜政治学出版の舞台裏〜
日時:6 月13 日(金)18:30 ~ 20:30
場所:出版労連A/B会議室(東京都文京区本郷4-37-18 いろは本郷ビル2F)
(東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目駅」徒歩3分)
講師:竹中英俊さん(竹中編集企画室主宰)
参加費:500円(出版ネッツ・出版労連組合員は無料)
東京大学出版会で40年近く、数々の学術出版、なかでも「政治学」の分野を数多く編集されてきた竹中英俊さんに語っていただきます。東大出版会顧問の後、2015年より竹中編集企画室を主宰、2017年より北海道大学出版会の相談役をされている竹中さんのお話から、編集者としての哲学を感じ取っていただけることと思います。
竹中さんはこの4月に初めて、ご自身の本を出版されました。インタビュー方式でまとめた『日本政治学出版の舞台裏 編集者 竹中英俊の闘い』(花伝社、2500円+税)がそれです。
聞き手(共編者の岩下明裕さん)の話の振り方も絶妙で、一気に読める本です。
「寄り合い」では著書の販売も正価で行う予定です。
https://www.kadensha.net/book/b10132593.html
《今回の寄り合いの提案者・藤原正樹さんより、おすすめの一言》
竹中先生は、政治学や労働関係では有名な編集者ですが、にもかかわらず、書籍をお出しになるのはこれが最初です(出版の経緯自体が面白いのですがそれは省きます)。この本を読んでいて、感じるのは「無名」であることにこだわられている点です。そこから、我々にも通じる仕事の作法というか、覚悟を学びたいというのが一つあります。
「すぐ役にたつ」技術や出版をめぐる状況の講演会や学習会を開催しがちですが、それと同時に、「すぐには役に立たないように見えても、やがてこころの底深く沈んで」、我々の仕事の作法を変えてしまう講演会も必要ではないか。そう考えて、竹中先生にお願いしようということになりました。
*参加ご希望の方は下記URLまでご一報ください。
問合せ先:出版ネッツ関東支部事務局
https://union-nets.org/kantoh
