適正な契約関係構築に関する要望書を文化庁に提出しました

2021年12月23日、私たち出版ネッツは文化庁が立ち上げた「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議」宛に要望書を提出しました。
この検討会議では、2022年3月をめどに、文化芸術分野の「ガイドライン」を作成する予定とのことです。「芸術家等」という言葉が頻出する検討会議の対象に、私たちが該当するのかどうか不明でしたが、第1回会議資料によれば文化芸術基本法を根拠にするとなっており、この法には「出版物等の普及を図るための支援」が明記されていることから、出版文化の担い手である私たちも対象になると確認できたので、要望書を出すことにしました。
この検討会議では、契約書にかかわる問題のほかハラスメント防止や著作権関係が主な議題となることも、要望書を出すことにした理由の一つです。検討会議の今後の動向を注視していきたいと考えています。

【参考資料】
文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議に対する要望書 2021.12.23提出
文化庁「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議」