月刊フォーラム 2013年10月号(1/4)

地方で奮闘するフリーランスたち

出版ネッツ所属の組合員には、地方都市で活躍しているフリーランスもいます。
今回はそんな彼らの“素顔”にフォーカス。
日頃の活動内容や地方ならではの苦悩、今後の夢などを大いに語ってもらいました。

「ご縁」につながれ――地元で生活し、仕事する楽しさ

福岡県福岡市在住 西川佳子さん(執筆・編集・校正)
フリーランス歴:16年目

会社を退職して地元に戻ったのは16年前。それ以来、フリーランスの教材編集者として活動を続けてきました。過去には地元の雑誌の校正に一時期携わったことがありますが、現在の取引先は100%県外。普段のやりとりは主にメールで、時々電話、数年に1度ご挨拶のために出張する程度です。
私が仕事を続けていられるのは、ひとえに「ご縁」に尽きると思っています。会社員時代の知人友人からの紹介、さらにその方々からの紹介……という形で仕事の幅が広がって行きました。新しい担当者さんや新企画の商品などの仕事では、やりとりを重ねて、私に求められているものは何かを把握するよう心がけています。

(続く)

※月刊フォーラム(forum)は、出版ネッツの機関誌です。