お誘い:“人の仕事を知り、学ぼう” 第4弾

メンバーの仕事を知ったり、未来の仕事に活かしたり

仕事が回り合うためにはまずはお互いの職能を知ろう、というプレゼン寄り合いが始まって、今回はその4回目。
プレゼンターは、土井秀夫さん(エディター)と伊東りり子さん(ライター、広告制作ディレクター)です。

日 程:2019.11.28(木)18時30分~
場 所:出版労連会議室(地下鉄丸ノ内線、大江戸線 本郷三丁目より徒歩3分)
主 催:出版ネッツ関東支部
参加費:無料
登壇者:土居秀夫さん(エディター)、伊東りり子さん(ライター、広告制作ディレクター)

詳細はコチラ→ facebookイベントページ 「人の仕事を知り、学ぼう 第4弾」

11月 8, 2019 · URITANI
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お誘い:読書サロン特別例会 ドキュメンタリー映画を観る会

『ゆうやけ子どもクラブ』(井手洋子監督)

布川冤罪事件の元被告の桜井ショージさんと杉山タカオさんが29年の刑務所生活から仮出所した後、再審無罪を求めた13年間に寄り添って、ついには再審無罪となるまでを記録したドキュメンタリー映画『ショージとタカオ』で、2010年第84回キネマ旬報の文化映画部門のベストワン、2011年度文化庁 文化記録映画部門大賞、毎日映画コンクールドキュメンタリー映画大賞、釜山国際映画祭アジア部門最優秀ドキュメンタリー賞、ドバイ国際映画祭ベストヒューマンライツ賞などを獲得した井手洋子監督の新作『ゆうやけ子どもクラブ!』が、この11月16日より公開になります。

映画は、東京都小平市にある、知的障害、発達障害、自閉症などの生涯を持つ子どもたちが通う放課後活動の施設る「ゆうやけ子どもクラブ」の子どもたち、親、職員たちの日常を記録したものです。

11月16日(土)(連日12時からの一回のみ上映)から、東中野のポレポレ東中野での上映がありますので、上映2日目になりますが、11月17日(日)に、読書サロン特別例会・ドキュメンタリー映画を観る会として、鑑賞の場を持ちたいと思います。

日 時:1117日(日)、昼1145分までにポレポレ東中野・劇場前に集合。
会 費:シニア・学生・障がい者1000円(前売り)、一般1300円(前売り)
※劇場前にて、前売りチケットをお渡しします。
※連絡先:読書サロン 児玉イサオ
 電 話 090-8584-7262
 メール gbb00600★nifty.com(★を半角の@に入れ替えてメールしてください。)
※映画を観たあと、お時間のある方は、近くの喫茶店などで2次会を行いたいと思います。
 井手洋子監督にも参加してもらう予定です。
主 催:出版ネッツ関東支部


チラシ
(クリックするとPDFファイルが表示されます)

映画の詳細については、こちらをクリック 『ゆうやけ子どもクラブ!』

11月 8, 2019 · URITANI
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お誘い:関東支部寄り合い・ドキュメンタリー映画「Life 生きてゆく」上映会

「忘れないで欲しいっていう気持ちは、ないんですよ。風化するのはしょうがないことだと思ってる。
でも忘れる前に、福島で起こったことは、まだ知られていない。
福島の本当の現実を、ただわかって貰えたらって思っています。」

上野敬幸さん(「Life」主人公/福島県南相馬市萱浜在住)

「Life 生きてゆく」は、東日本大震災の津波で家族を亡くされた方を5年半かけて追ったドキュメンタリー映画です。
映画上映後、この映画を制作した笠井千晶監督(出版ネッツ組合員)のトークがあります。

日 時:2019.11.15(金)18:30
場 所:出版労連会議室
内 容:
 ●映画上映(約115分)
 ●トーク(笠井千晶監督)
参加費:無料(出版労連組合員)、500円(前記以外の方)
主 催: 出版ネッツ関東支部

映画の詳細については、こちらをクリック ドキュメンタリー映画「Life 生きてゆく」
予告編動画、CAST・STAFF紹介、鑑賞した方々の感想などが閲覧できます。

11月 5, 2019 · URITANI
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報告:ハラスメント防止指針の素案に関する緊急声明を出しました

2019年10月21日に開催された第20回厚生労働省労働政策審議会雇用環境・均等分科会において、「職場におけるパワーハラスメント及びセクシュアル・ハラスメントに関して雇用管理上講ずべき措置等に関する指針の素案」が出されました。

MICフリーランス連絡会日本俳優連合フリーランス協会は、これを現実的なハラスメント防止と本年5月に制定された附帯決議に対して不充分とみなし、下記の緊急声明を発しました。

職場におけるパワーハラスメントに関して雇用管理上講ずべき措置等に関する指針の素案」に関する緊急声明

2019年10月23日
協同組合日本俳優連合
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)フリーランス連絡会
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

 2019年10月21日、厚生労働省労働政策審議会雇用環境・均等分科会において、「職場におけるパワーハラスメントに関して雇用管理上講ずべき措置等に関する指針の素案」(以下、指針案)が出されました。この中の「6 事業主が自らの雇用する労働者以外の者に対する言動に関し行うことが望ましい取組の内容」のところに、以下の文言が入りました。

〇事業主は、当該事業主が雇用する労働者が、他の労働者のみならず、個人事業主、インターンシップを行っている者等の労働者以外の者に対する言動についても必要な注意を払うよう配慮するとともに、事業主自らと労働者も、労働者以外の者に対する言動について必要な注意を払うよう努めることが望ましい。
〇こうした責務の趣旨も踏まえ、事業主は、パワーハラスメントを行ってはならない旨の方針の明確化等を行う際に、当該事業主の雇用する労働者以外の者に対する言動についても、同様の方針を併せて示すことが望ましい。

「フリーランスへの言動について注意を払う」という文言が入ったことは一歩前進ですが、これでは実効性あるハラスメント対策とはなりえません。以下の問題点を指摘し、修正を求めます。

1、参議院附帯決議十五では、フリーランスへのハラスメントを防止するため、「指針等で必要な対策を講ずること」と書かれています。「対策」とは、問題状況に対してとる方策(手段)ですから、その方策を具体的に示す必要があります。しかし、指針案には「方針の明確化を行う際にフリーランスも含める」こと以外の具体的な対策が書かれておらず、実際にフリーランスへのハラスメントが行われた場合にどう対応すればよいのかなど、事業主にとってもわかりづらい内容となっているのではないかと思います。

2、同附帯決議九では、「2 自社の労働者が取引先…等に対して行ったハラスメントも雇用管理上の配慮が求められること」を明記することと書かれています。つまり、指針案「4 事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関し雇用管理上講ずべき措置の内容」をフリーランスへの配慮義務として指針に明記する必要があるということです。「雇用管理上講ずべき措置の内容」には、①方針等の明確化、周知、②相談体制の整備、③事後の迅速かつ適切な対応、④プライバシー保護、不利益取り扱いの禁止などがありますが、指針案では、フリーランスに対しては「方針の明確化」しか入っていません。フリーランスは、労働局など行政の窓口も使えない状況で、現状では相談先がありません。それが、フリーランスがハラスメントに対して声をあげられない原因の一つであることが、私たちの実態調査で明らかになっています。相談体制の整備を含む上記4点は、フリーランスへのハラスメント対策として必要不可欠のものです。

3、同附帯決議二十一には、「第三者に対するハラスメントに関わる対策の在り方について、検討を行うこと」と書かれています。審議を拙速に進めず、フリーランスを含む第三者に対する実効性あるハラスメント対策について、この先も時間をかけて議論をすることを要望します。

内閣府の調査では、フリーランスは副業も含めて341万人といわれています。今後も増えるであろうフリーランスの就業環境を整えるためには、ハラスメント問題への対処を欠くことはできません。衆参両院の附帯決議を適切に反映させた指針となることを求めます。

「職場におけるパワーハラスメントに関して雇用管理上講ずべき 措置等に関する指針の素案」に関する緊急声明(PDF版)

署名にご協力を!↓(クリックすると署名サイトにジャンプします)
フリーランス・芸能関係者もハラスメント防止法の対象にしてください! #STOPハラスメント

MICフリーランス連絡会は、私たち出版ネッツも加盟している本マスコミ文化情報労組会議(MIC)の内部組織です。

10月 24, 2019 · URITANI
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報告(関東支部):読書サロン9月例会

時代の空気を伝える本を味わう

9月7日、新宿区役所そばの喫茶店の会議室で、読書サロン9月例会を開催しました。昨年度は特別例会続きだったため、久しぶりの通常例会です。

私は、沖縄を描いた直木賞受賞作『宝島』(真藤順丈著、講談社)と、旅行作家の下川裕治氏の著・編による『新書 沖縄読本』(講談社)などを紹介。参加者からの紹介では、2017年復刻の『獄中十八年』(徳田球一・志賀義雄著、講談社文芸文庫)が印象的でした。1928年3.15事件で検挙され、敗戦後釈放されるまでの獄中生活18年・非転向を語ったものですが、46年に刊行されるとベストセラーとなりました。

ほかに80年代に「週刊プレイボーイ」や開高健『オーパ!』などで活躍した故・高橋曻カメラマンの『写真展 熱波』の図録も、当時活躍した芸能人、政治家など44人の肖像で、徳田球一の本と同様、彼らがスターとして戦後社会に迎えられたそれぞれの時代の空気を感じることができます。次回は11月頃に開催予定です。

(児玉イサオ/編集・執筆)

読書サロン出版ネッツ関東支部の自主活動。参加者各自が、最近読んだ本やお勧め本などを持ち寄り、
 読後の感想を語り合い、これからの本作りの糧としていこうという趣旨で、ほぼ2か月に1回開催しています。

10月 8, 2019 · URITANI
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電子署名にご協力を!

フリーランス・芸能関係者もハラスメント防止法の対象にしてください! #STOPハラスメント

■フリーランスへのハラスメントは無法地帯

2019年5月にハラスメント防止法等が成立し、労働者保護のための措置義務が事業者に課されました。しかし、フリーランスや求職者など雇用されていない人については法律に規定がなく、防止の配慮や措置の責任者が存在しない無法地帯となっています。相談窓口でフリーランスは門前払いになることも珍しくありません。

私たち日本俳優連合・MICフリーランス連絡会・フリーランス協会は、国内で俳優・声優、ライター、アニメ・映像制作、ITエンジニアなどフリーランスで仕事をした経験のある、計1218人の声を集めました。

  • 殴られたり蹴られたり、翌日は病院に行き休んだ日もあった。(男性30代、映像制作技術者)
  • イラストの権利を主張した際、金の亡者と言われ謝罪させられた。(女性20代、イラストレーター)
  • 主催者の自宅で稽古をすると言われて行ったら、お酒を飲まされて性的な行為をさせられた。(女性20代、女優)

これらは自由記述回答の一部です。回答者の61.6%がパワハラ、36.6%がセクハラの被害経験があると答えています。

調査結果の詳細及び要望書
調査結果に関する報道一覧

業界内の狭い人間関係の中で働くフリーランスにとっては、ハラスメント被害をだれかに相談することだけでも仕事に支障を来すリスクを伴う、勇気が要ることです。

それにも関わらず1218名もの悲痛な声が集まった理由は、何とかこの状況を変えてほしいという切実な想いと、この秋開催される労働政策審議会で、なんとかフリーランスに対するハラスメント対策を前に進めてほしいという期待に他なりません。

私たちは厚生労働省の関係者に対し、調査結果を踏まえて、フリーランスに対するハラスメント対策を進めるために声を上げています。一緒に声をあげてください。

署名サイトはコチラ↓
フリーランス・芸能関係者もハラスメント防止法の対象にしてください! #STOPハラスメント

9月 18, 2019 · URITANI
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報告:「フリーランス・芸能関係者へのハラスメント実態アンケート」調査結果

去る7月に実施した「フリーランス・芸能関係者へのハラスメント実態アンケート」
協力してくださった皆さま、拡散してくださった皆さま、誠にありがとうございました。
2019年9月10日、調査結果が公表されました。
以下は、調査主体(MICフリーランス連絡会、日俳連、フリーランス協会)によるニュースリリースの冒頭です。

フリーランス・芸能関係者へのハラスメント実態アンケート
1,218名の切実な声が寄せられた調査結果を発表
フリーランスへのハラスメント防止対策等に関する要望書を厚生労働省に提出

日本俳優連合、MICフリーランス連絡会、およびプロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会は、日本国内で働いた経験のあるフリーランス(個人事業主、事務所所属の個人事業主、法人経営者、委託就労者、すきまワーカー、副業従事者を含む)を対象にアンケート調査を実施し、1,218名の有効回答を得ました。9月9日に、実態調査の結果と合わせて、政府への要望書を厚生労働省に提出いたしましたので、お知らせ申し上げます。
続きはこちら…… ※調査報告資料一式が掲載されています。

■関連文書(PDFファイルが開きます)
記者会見資料(調査報告および要望書の解説)(全37頁)
フリーランスへのハラスメント防止対策等に関する要望書(全4頁)
東洋大学 村尾准教授コメント(全2頁。本調査および「要望書」の意義が分かりやすく説明されています)

■関連記事
【NEWS】フリーランス・芸能関係者へのハラスメント実態アンケート調査結果(フリパラ)
 調査主体によるニュースリリース
 クロス集計を含む詳細な「調査報告書(グラフデータ〉」「調査報告書(自由記述まとめ)」をはじめ、調査報告資料一式が掲載されています。

お願い:「フリーランス・芸能関係者へのハラスメント実態アンケート」にご協力を!(当サイト)
芸能人を含むフリーランス、6割がパワハラ、3割がセクハラ被害に…。(ハフポスト、2019年9月10日付)
フリーランス パワハラ、セクハラ被害「誰にも相談できない」(毎日新聞電子版、2019年9月10日付)

■調査主体:
 MICフリーランス連絡会

 協同組合日本俳優連合(日俳連)
 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(フリーランス協会)

9月 11, 2019 · URITANI
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報告(関東支部):ハイカイ倶楽部「新橋界隈ぶらり」2019/6/27

出版ネッツは年間を通じ、各種イベントを開催しており、中には組合員限定のイベントもあります。
以下にご紹介するのは自主活動「ハイカイ倶楽部」が企画した「新橋界隈ぶらり」の参加レポート。
さて、当日の参加者たちが見たもの、味わったものは?



旧新橋停車場は休館中につき、浜離宮恩賜庭園へ直行。用意してもらった古地図や濱御殿の資料を手に、庭園内を散策しました。抹茶休憩をはさんで、お伝い橋、鴨場、そして東京湾沿いを歩きながら、「学校遠足のときは貨物車があの辺りを走っていた」など往時の話も。曇り空のもと紫陽花があちらこちらに咲いていて、また、「三百年の松」は都内で最大級の黒松だそうで、その枝ぶりに圧倒されました。

つづいてアンテナショップ巡り。久留米館は、今年7月末日で閉館とのこと、オープン後2年余で寂しい限りです。ここでは地酒の飲み比べができ、ほんの一口かと思ったら期待以上にたっぷりで、とても美味しかったです。予定ではせとうち旬彩館で食事のはずでしたが、予約客で満席! 残念(ショップで「うどん風味キャラメル」を買ってしまった)。

根室の看板のあるお店で焼ホッケや刺身をいただき(参加者によるもろもろレクチャー付き)、デザートには、とっとり・岡山新橋館のソフトクリームを。次回の活動案を検討し、北は北海道から南は九州までのハイカイ&お買い物ツアーは、楽しく美味しく滞りなく終了しました。さて、うどんダシ入りキャラメルのお味は……ぜひお試しあれ。

(フリー校正者)

ハイカイ倶楽部とは?
フリーランスが今後・あるいは今直面するリスクにどう対処するか、明るい老後を考え・交流する自主活動。
「ハイカイ」はハイキングと徘徊をかけたもの。

 
都内で最大級の黒松「三百年の松」

8月 22, 2019 · URITANI
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報告(関東支部):多くの仕事がネットにはある

プレゼン寄り合い内容紹介

3回目のプレゼン寄り合いが、6月27日に行われた。ここでは私(小林拓矢)が報告した内容を紹介したい。

最近、私はネットで鉄道のことを多く書いている。以前はニュース解説や深掘り独自記事を書いていたものの、『東洋経済オンライン』で鉄道のことを書くようになってから、鉄道関連の記事をさまざまな媒体で執筆している。

ネットメディアでは記事を書いたら反響が大きく、また多くの記事を求められるのでたくさんの記事を書くことができる(=仕事の機会がある)。ほとんどの場合は編集者とのやりとりもメールで行われるので、面倒がない。

雑誌は部数減や休刊が相次ぐ中、ネットメディアはページビュー競争が熾烈になっている。その中でネットメディアは読まれるようになっており、多くの書き手を必要としている。この状況では、ネットメディアに行ったほうがいい。ライターの皆さん、新しい発想や書き手を求めているネットメディアに仕事の場を広げてみませんか?

(小林拓矢/執筆)

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お誘い:“人の仕事を知り、学ぼう” 第3弾
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8月 22, 2019 · URITANI
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出版労連が「表現の不自由展・その後」展示中止に対する声明を発表

「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」展示中止に対し、出版労連が次のような声明を発表しました。
私たち出版ネッツは、この声明に心から賛同します。

声明
「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれたことに抗議する

 「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が、8月3日をもって中止に追い込まれたことに抗議します。
 表現の自由が侵害されていることを表現しようとした芸術活動自体を、暴力と脅迫で奪う理不尽に、憤りを禁じえません。
 自由で多様な表現活動は、必ずしもすべての人に心地よく、感動をもたらすものではありません。心地よさと感動をもたらすことだけが表現活動の意義・目的とは限りません。ときに不快に感じ、目を覆いたくなる、耳を塞ぎたくなる、指摘をされたくないような表現も含めて、多様な表現が共存していられることが重要です。
 「表現の不自由展・その後」は、公立美術館などで展示不許可の対象になった作品を集め、その理由とともに展示したものです。なぜ展示されなかったのかを、来場者一人ひとりが、自分の目で観て、感じ、考える貴重な機会です。その機会を、為政者の側が奪ってはなりません。本来、表現の自由を担保しなければならない立場にあるにもかかわらず、 「少女像」の撤去を要請した河村たかし名古屋市長、補助金凍結を示唆した菅義偉官房長官らの言動は、きわめて問題があります。為政者が、表現活動を区別したり、差別したり、敵視したりすることなど、決してあってはなりません。
 また、私たち市民がそれを看過し、許すことは、自ら表現の自由を手放すことに繋がります。これらは、多様な言論・表現・芸術活動を意に沿わないからと封じ込めしてしまう、今の日本をはじめ世界の各地で広がりつつある不寛容さを、助長し容認する行為です。
 現在の日本では、かつては言えたことが言いづらい、かつては表現できたことが表現しづらい、そんな状況になりつつあります。表現者、言論人、芸術家、市民の手から言論・表現の自由が急速に奪われつつあります。
 一握りの人々が脅迫と暴力を用いて芸術の祭典を中止に追い込み破壊したことを、出版に働く私たちは絶対に許せません。
 芸術・表現・言論の自由を求めるすべての人にとって、多様性はかけがえのない源泉です。脅迫や暴力、同調圧力により、この多様性とともに私たち自身の尊厳・人間性が奪われることが二度とあってはなりません。
 私たちは、多様性を侵し、個人の尊厳と人間性を踏みにじる脅迫も暴力も絶対に許しません。「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれたことに抗議するとともに、表現の場を奪われた芸術家たちに連帯を表明するものです。
 これからも私たちは、黙りもおもねりもせず、自らの良心と職能に従って言論・表現の活動に携わっていきます。

2019年8月6日
日本出版労働組合連合会・中央執行委員会

※私たち出版ネッツ出版労連(日本出版労働組合連合会)に加盟しています。

8月 8, 2019 · URITANI
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