月刊フォーラム 2015年3月号(1/4)

知ってトクする健康診断

年度末が近づいてきました。
今年度まだ健康診断を受けていない人は、3月31日まで2014年度(平成26年度)の受診券が有効です。
という、まるで自治体の広報誌のような調子で始めてしまいましたが、
この特集のねらいは健康管理ツールとしての健診のメリットを皆さんに知ってもらうことにあります。
心身の健康は、仕事を続ける上での大切な資本の一つ。この機会に健診を受ける意義を考えてみましょう。

受診券を失くしちゃった……?

ketsuatsu_sokuteiだいじょうぶです!
法律上、健康保険加入者に1年に1回健康診断の機会を提供し受診を促すのは、保険者の「義務」とされています。国には国民の健康を守る義務があり、そのために計画した健康診断プログラムを、各健康保険組合は確実に実施する義務を負うというわけです。
出版ネッツの組合員の大半は個人事業主なので、国民健康保険に加入していると思います。国民健康保険の保険者は、市町村および特別区。住民票のある自治体から毎年、健診の受診券が届いていることでしょう。地域によっては、受診券が届いた頃を見計らって電話やハガキで受診勧奨がおこなわれたりもしています。健診受診率アップは、地域保健における重要な課題だからです。

(続く)

※月刊フォーラム(forum)は、出版ネッツの機関誌です。